家具の「湿気対策」は? その1

関西では梅雨明けとなりましたがまだまだ蒸し暑い日が続いていますね。夏休みになり人が集まる機会が多いご家族もあるのではないでしょうか?

梅雨のじめじめした間に家具と家具の間にカビなどが発生していないかチェックしたいですね!

カビが発生するために必要なのは、5℃〜35℃の温度、そして80%以上の湿度です。一方、ダニが繁殖するために必要になるのも、25℃前後の温度に65%以上の湿度。つまり気温が高くなり、室内の湿度が80%以上になることもある梅雨時は、カビやダニにとって一番増えやすい環境なのです。

カビは一度発生するとそこからどんどん奥深くまで根を張っていくため、布地張りのソファやマットレス、絨毯の中で増殖されてしまうと、手の施しようがなくなってしまいます。木製の家具なども表面に発生したカビが木材の奥の方まで根を張ってしまうと、完全に除去するのは難しくなります。

こうした事態を防ぐためには、室内にできるだけ湿気をためないような対策を施す必要があります。そうすることでカビやダニの発生を抑え、大事な家具や自分の体を守ることができるのです。

しかし実は湿気対策だけでは、カビ・ダニをブロックするための方法として不十分です。というのもカビはホコリを栄養源としており、ダニはホコリの他に人間のフケや垢、食べかすなどを栄養源にしているからです。いくら湿気がたまらないようにしていても、ある程度の湿度があるところに、栄養源が豊富にあれば、そこはカビやダニにとって温床になってしまいます。

カビ・ダニの発生に注意したいソファ・ベッド・タンスといった大きな家具における湿気対策と予防掃除はどうするればよいのでしょうか?