家具の「湿気対策」は その2

一番の基本は【空気の通り道を作る】ことです。

まず家具と壁の間に空気の通り道を確保しましょう。タンスやソファを壁に対してぴったりとくっつけているのであれば、5〜10cmの隙間を空けて配置しましょう。 また可能であれば床と家具の間にも隙間を作るのも効果的です。100円均一などで売られているスノコを下に挟むなどすれば、そこに空気の流れが生まれ、カビやダニの発生を抑えることができます。また、ゴキブリ対策にもなります。

【予防掃除をする】

布張りのソファなどはうっかり飲み物や食べ物をこぼしてしまうと、繊維の奥まで入ってしまい、カビやダニの原因になりがちです。あとでゆっくり掃除しよう!ではなく、その場できっちり洗剤を使用して掃除をするようにしましょう。

また、人から出た汗や水蒸気をそのまま吸い込んでしまっているので、湿気がたまっています。お天気の日に窓際にソファを置くなどして定期的に湿気を追い出すようにしましょう。

お布団やベッドのマットレスも同じです。定期的に干したり、押し入れもすのこなどをおいた上にお布団を片付けるようにしましょう。

【エアコンを活用する】

室内より外気の方が湿度が高い場合も多く、そんな状況で窓を開け放てば室内の湿度が上がることもあります。 エアコンは室内の空気を効率的に回転させ、隙間にたまってしまった空気を追い出してくれますし、除湿やドライモードなどに設定すれば空気中の湿気を室外に出してくれます。電気代はかかりますが、後でカビが生えてカビ取りに苦労され何時間も費やすよりも、快適に過ごせるうえに湿気対策にもなりますので費用対効果は高いかもしれません。

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